LOVELESS第6巻
ラスト辺りパロ(ガチ
「わかってんだろ」
ごまかしても、受話器越しに伝わるルークのその強い言葉に圧倒される。
彼には逆らえない。
…いや、まず逆らう気なんて毛頭無いけれど。
「頼みじゃなくて命令して下さい」
だからこそこうして私は命令を要求する。
受話器越し、それでも何も答えないルークに対して続けて言葉を重ねてゆくのも、
全ては彼に命令されたいからだという事に気付いたのはいつだったろうか。
そんな事を思い、思わず自嘲的な笑みを零しながら一方的な会話を続けてゆく。
「人間あつかいしないで下さい」
そして、最後の懇願。
「私は物みたいに扱われたいんです、ルーク」
そう言うと、彼は電話の向こうで一瞬言葉をつまらせて、そして小さくため息をついてから話し始めた。
「……おまえが何考えてるのか全然分からないけど、俺だってやり方は覚えたよ」
少し困った様な声で、それでも強くなった彼は凛とした声音で告げた。
「俺を[エルドラント]に連れて行けよ…これは命令だ!」
それに一言、はい、と告げて彼の元へ向かう。
だって、
私の…
ココロも
カラダも
…何もかも、ルーク、貴方の「物」だから。
ごまかしても、受話器越しに伝わるルークのその強い言葉に圧倒される。
彼には逆らえない。
…いや、まず逆らう気なんて毛頭無いけれど。
「頼みじゃなくて命令して下さい」
だからこそこうして私は命令を要求する。
受話器越し、それでも何も答えないルークに対して続けて言葉を重ねてゆくのも、
全ては彼に命令されたいからだという事に気付いたのはいつだったろうか。
そんな事を思い、思わず自嘲的な笑みを零しながら一方的な会話を続けてゆく。
「人間あつかいしないで下さい」
そして、最後の懇願。
「私は物みたいに扱われたいんです、ルーク」
そう言うと、彼は電話の向こうで一瞬言葉をつまらせて、そして小さくため息をついてから話し始めた。
「……おまえが何考えてるのか全然分からないけど、俺だってやり方は覚えたよ」
少し困った様な声で、それでも強くなった彼は凛とした声音で告げた。
「俺を[エルドラント]に連れて行けよ…これは命令だ!」
それに一言、はい、と告げて彼の元へ向かう。
だって、
私の…
ココロも
カラダも
…何もかも、ルーク、貴方の「物」だから。
草灯があまりにジェイドに似ているのでついやってしまいました。後悔はしていません
ドMなジェイドも良いかも知れない、とコレ書いてて思い始めました。でも後悔はしていませn(ry